対談:東洋医学的視点からバストアップについて考える

東洋医学の研究者とジャックままが対談

東洋医学的視点からバストアップについて考えるということで、Jackままこと戸瀬恭子さんと、東洋医学の研究者で東洋経絡整体協会会長前川武(まえかわたけし)先生の対談が実現しました。

 

東洋医学とバストアップ

編集部:ひとくちにバストアップといってもなかなかわかりにくいと思うのですが、リンパとか体のこととかそういうところを一般のひとにわかりやすいように話したいですね。ずばり、東洋医学的な視点からのバストアップについて、前川先生はどのような考えをお持ちですか?

前川先生:人間の身体には、古代中国の医学において考え出された気や血などが流れる通り道である“十四経絡*1(じゅうよんけいらく)”というものがあるといわれています。現代でいう代謝物質の通り道ですね。本来人間は、十四経絡がちゃんとしていれば健康的な体や体重になります。バストも自然にその人にあった大きさになります。十四経絡のバランスが崩れることによって、体調が悪かったり肥満になったり、バストでいえばその人にふさわしくないサイズになってしまうんです。

編集部:今の世の中の大半の女性は、それが崩れてきているということですかね。

前川先生:そうですね。

 

段落タイ 現代女性のホルモンバランスが、バスト未発達の原因

編集部:ジャックままは、「昔のおばあちゃんたちはけっこう巨乳だったよ」とよくいいますよね。

ジャックまま:ものがない時代なのにバッチリあったんですよね。寄せてないし、すごく健康的でした。昔の人って多産系じゃないですか。それは女性ホルモンがきちんと機能してたからなんですよ。今は女性ホルモンが機能してない子が多いです。だから不妊症も多い。

前川先生:経絡でいうと、春夏秋冬の三ヶ月ごとでいろんなものことが変わってくるんですよ。昔の人は旬のものを食べる、寒い時期に体をあたためる野菜などを食べて、自然に体をあったかくしていたんです。だから経絡の流れが滞りなく順調に流れていたんです。
経絡の流れがひとつでも悪くなると、ホルモンバランスが崩れてリンパの流れが悪くなって、発達すべきところが未発達になってくるんですよ。つまり、バストも適正サイズにならない。
一説によると、下がっている肋骨を上げるなどして骨格を直すとバストアップするというのもありますが、体の根幹を直さない限りバストアップは難しいですね。
それと子どもを産むという機能をしっかり働かせることで身体のバランスもとれて、バストも大きくなるということもいえます。

 

その人の身体にあったサイズのバストになるはず

前川先生:たとえ自分が望むバストサイズがあっても、結局はその人の体型に合ったバストしかできないんです。これはもうしょうがないことなんですよ。だから、身体の小さい人に大きな胸を、というのは無理な話なんです。その人に合った、その体型に合った胸しかできないんです。

編集部:ママはいままで500人ぐらいの人を見てきて、けっこう大きくしてきたじゃないですか。でもそれはそれ以上のことはないってことですかね。

ジャックまま:そうですね。とういうよりも、皆さん本来あるべき乳がないんですよ。この体型だったらこのぐらいあるだろうという乳がなくて、これだけ体重があるのにこんなにちっちゃなおっぱいしかないの?っていう子たちが多いと感じます。
そういう子たちはやはり女性バランスがきちんと機能していないことが多い。私に相談してくれた子たちには、まず基礎体温から計りなさいっていっています。自分の女性ホルモンのバランスを把握することがバストアップの第一歩よって。女性ホルモン=バストだから、そこをおろそかにしてるとおっぱいが大きくならないですよ。

前川先生:先ほどもいいましたが、昔の人は旬のものを食べていたから基礎体温があったかいんですよね。基礎体温があったかいということは内臓がしっかり発達するんです。

ジャックまま:昔、私は平均体温が34度〜35度ぐらいでした。だから卵巣脳腫になったりガンの疑いありとかいわれたり、次から次に病気をしていました。それが、食べ物とか半身浴とかで体温をあげたら病気もしないしとても元気。いまは、低温期で36度3分から5分ぐらいで、高温期で36度7分ぐらい。けっこう睡眠が少なくてフル回転で働いてても割りと疲れないんですよね。体温が低いと高いってこんなに身体が違うんだって実感してます。

 

お水で変わるバスト

編集部:ママの教えというのは食べ物、体温あと肌が大切ということですが、やっぱり水ということも大事ですよね。

ジャックまま:水と食べ物がお肌を作るので、とても大切です。

編集部:前川先生は水に関してはどのようなお考えですか?

前川先生:水には、いろんな宇宙的な要素が含まれていますね。そして、人間を作った要素がそこにあるんです。お母さんのお腹の中にある羊水に、人間としての源があるんです。成人では身体の約60〜65パーセントが水分だといわれています。人間はいい水を飲むことによって身体が活性化するんです。いい水というのは、自然で湧いた水や海から流れた深海の水ですね。北極海の方から流れてハワイの方で出ている深海の水がありますが、これはいい水ですよ。そういう水を飲むと人間の波動が高まるんです。

編集部:前川先生は海洋深層水を飲まれるんですね。Jackままは伏流水を飲まれるんですよね。山の力と海の力、それぞれがお勧めということで、不思議な共通項ですね。

 

食べ物で変わるバスト

ジャックまま:私はカウンセリングとかやっているんですけど、平均体温が36度いくかいかないかの子がすごく多いんです。そういう子にはまず体温あげなさいといいます。昔は料理にネギやショウガを自然にたくさん使ってましたよね。昔の人は体温が高かった理由はそれもあると思うんです。

編集部:今の日本の食生活はどう思われますか?

前川先生:めちゃくちゃですよね。日本は輸入食材が多いから、旬じゃないものも食べられるじゃないですか。だから現代の人間は身体のバランスが取れないんですよ。昔は、夏は夏のもの、冬は冬のものを食べることによって自然に身体がバランスをとっていたんです。

編集部:バストアップによくない食べ物ってなんでしょうね?

ジャックまま:インスタント食品でしょう。食べて栄養にならないし。

前川先生:加工食品ですかね。体を蝕むし、汗をかかせないですからね。でもいまの世の中どうしようもない部分もあるから、身体にたまるよくないものを、汗や便通などでいかに排出をするか、ということが重要になってくるんです。

ジャックまま:パンを買うのに外国小麦粉なのかとか考えてられないですものね。

編集部:そういう意味でもお米っていいですよね。

ジャックまま:そうですね。朝はお米の方がエネルギーになるから胸に肉つくよ、とみんなに言っていますけど、なかなか実行できていないのが実情ですね。おにぎり一個でもいいからお米を食べて欲しいですね。

生徒さん:夏野菜は逆に体を冷やすと聞いていますが、、、。

前川先生:その原産地を考えればいいんですよ。たとえばトマトはメキシコかな?暑い国の野菜は体を冷やすんですよ。あと日に当たっている野菜は体を冷やして、土の中にあるものは体を温めます。
たとえば昔の人は「今日はこれが食べたいなぁ」っていうのがあったんですよ。それはその身体が望んでるからなんです。今の人は「なに食べたい?」って聞くと「なんでもいいよ」なんです。そうすると、身体のバランスがちょっとわるいな、ってわかるんです。

ジャックまま:私は若い頃は本当に体温が低くて、牛肉を食べたなかったんですよね。病院でも「赤身を食べなきゃ死ぬぞ」っていわれたりしました。息子たちが欲しがるからいっしょに牛肉を食べたら「あら、こんなにおいしい」ってビックリ。牛肉を食べるようになって、ちょうどそのころ生活が整ったっていうのもあって、胸がだんだん大きくなってきたんです。肉はバストアップに効果あるなぁ思ったし、やっぱり食べ物って大切だなぁって思いましたよ。

 

体温をあげることがバストアップに効果的

前川先生:それとね、現代の人々は人間が本来持ってる脳幹の機能が衰えていると思います。脳幹は生命を携わるおおもと。私はその脳幹をあたためることを提唱しています。蒸しタオルなどで、あっためて、冷やして、またあっためてと繰り返すと、脳幹に血流がいってちゃんと機能するんです。そうすると自分自身で身体のバランスを治す力が出てくるんです。

編集部:そこから人間が持っている治癒力で治っていくんですね。

前川先生:単純に胸だけ大きくというのであれば豊胸手術してシリコンいれたら誰でも大きくなります。ただ人間というのは異物を入れることによって大変なことになります。それより、地道に頑張って体をあっためるのが一番。そのためのマッサージは全体の病気予防になるし、考え方も良くなるし、胸も大きくなると思います。

ジャックまま:それは効果あるかもしれませんね。リンパマッサージはバストアップに効きますが、それも身体が冷えてる状態だと、一生懸命流してもリンパが流れない。お肉のラードといっしょですね。体温が普通(36.3〜5度ぐらい)で代謝がよければ、半身浴をして血流をよくしてからのマッサージ効果が一番でます。はっきりいって体温を高くしないと女性ホルモンのバランスが整わないといっても過言ではないです。

編集部:脳幹をあたためたりとかは不妊症とかにも効きそうですよね。

ジャックまま:そうですね。不妊症のひとはだいたい低体温ですね。不妊症の場合、病気じゃないのに薬で排卵させたりするじゃないですか。そういう不自然なことをするから余計できなくなるんじゃないでしょうか。私は女性ホルモンの分泌を自然な形でしようねっていうのを伝えています。アロマだったりリンパマッサージだったり。あと、一番いいのは恋愛です(笑)。

 

リンパを流すことが東洋医学とバストアップマッサージの共通項

編集部:話は変わりますが先生、ジャックままのマッサージをみてもらってもいいですか。

ジャックまま:こういう形で行います。(その場でマッサージを見てもらいました)

前川先生:なるほど。さきほどいった経絡というのはリンパの流れと一体なんですよ。リンパを自分で流すというのは身体がきれいになるんですよ。

ジャックまま:私のマッサージはリンパの流れに沿って行うんです。足の指先から上に行って、鼠蹊部(そけいぶ-両足の付け根の内側)にいって、お尻いって、お腹流して、みぞおちにいれて、顔行って、鎖骨流して、最後に胸に行くんですよね。

前川先生:あぁいいですねぇ。

※編集注※ 前川先生はジャックままのバストアップ法は事前に知らず、打ち合わせもなかったのに、二人のバストアップへの方法論は近いものがありました。

ジャックまま:バストアップするために、全身をマッサージしたのはたぶん私が初めてじゃないですかね。お金がもったいないというのもあって、お風呂で泡を使ってこのマッサージをしました。助産婦さんに教えてもらった、女性ホルモンの分泌をよくして乳腺を発達させるおっぱいのツボを刺激するんです。授乳したことがあるひとはわかると思うんですけど、片方の胸をすわせるともう片方に張りがでるんです。このツボで乳腺を刺激したときに、七年以上張りがなかった私の胸に、同じような張りが出たんです。それで喜んで毎日していたら胸が大きくなってきたんですよ。

前川先生:その人に合ったサイズ・形へのバストアップとは、本来女性がもっている美しさをより引き出せるものなんです。それを引き出すために、リンパの流れと筋肉と筋を鍛えれば大丈夫。ジャックまま先生のマッサージのように、リンパを流すことによって、全身がきれいになるはずです。

編集部:ジャックままがマッサージすると大体「いたーい!」ってなりますよね。

ジャックまま:滞っているんですよね。

前川先生:悪いところは痛いんです。ただそのときに痛いところはひとつの結果であって、原因がどこにあるかを考えないといけませんね。美容ということを考えたときに、自分がどのようになりたいということも考えなくちゃいけない。バストアップや体をきれいにするということは、その人自身の表現力を高めるということを理解したほうがいいですね。

 

バストアップをすることで、プラス思考の素敵な女性になる

ジャックまま:みんなお肌もきれいになるから驚きます。

前川先生:人間というのはそんなに難しくないんです。いかに自分をきれいにするかを単純に考えると、血行がよくなったり、考え方が前向きになったりとか、そういう風に変えるんですよ。お肌がきれいになるっていうのはその効果のひとつですね。

ジャックまま:そうですね。自分に自信を持つのが一番です。

前川先生:ところが、西洋的な考えで人間を良くしようというと、日本人には合わない。
農耕民族と狩猟民族の考え方が違うんです。日本人は外国のものをいいと思いがちですが、日本人は日本人に合った考え方をしなければいけない。彼ら(外国)の考え方は狩猟民族の考え方なんです。これがだめなら次に行こうと考えるんです。農耕民族は、良い悪いがあってもその年の収穫から逃げられないんです。どちらかというと、マイナス面を考えて予防したり備えたりしてるから、基本的に思考はマイナスなんです。だからバストアップするにしても「私はどうせ貧乳だから、、、」とか考えちゃうんです。

ジャックまま:そうです。だから私は「貧乳とかペチャパイとかいっちゃだめよ」って言います。

前川先生:DNAだからしょうがないんです。いやなことがあってもじっと耐えるのが農耕民族だから。

ジャックまま:生徒さんとか、「私なんて、、、」って言うんですよ。彼氏さんや旦那さんやお子さんがいて、あなたはみんなに愛されているんだよーって教えてあげたい!

 

身体が冷えるからガンになる

前川先生:東洋医学的にいうと、昔のように自然からいただくものを受け入れていると、体も変わってくるんです。

ジャックまま:私もバランスよく食べるようになってから、病気もしなくなったし、体に疲れがたまらなくなりました。

前川先生:人間はもともとぐっと深く寝ると再生能力がいいはずなんですよ。それが出来ていないのは、いかに現代の人間が動いてないか、体温を上げてないか、それに起因します。男でも女でもさっきJackまま先生がいったように結論としては体を温めることしかない。ガンも体が冷えるからなるんです。

ジャックまま:ガン細胞はだれでも持っているんですよね。ガンになるかならないか、というのは、ある日ガン細胞が活発化するかしないかの差なんです。ガン細胞が増殖する温度っていうのが35度台なんですって。現代の女性の平均体温が35度台が多いのも、子宮ガン・乳ガンが増えてる原因のひとつと言えます。

前川先生:ガン細胞の増殖を抑制しているのが温度なんです。そういう意味でも、やはり体温はあげなければならない。

 

乳ガンのチェックについて

編集部:ジャックままは乳ガンチェックの啓蒙活動をされているんですよね。

前川先生:私の個人的な意見ですが、最先端治療で乳がんを見つけるっていうの、あれはどうかなと思ってるんです。人間は、変な細胞が出たらそれを抑制する能力があるんです。それを最先端の技術で細かいところまで見たら必ずガンが見つかってしまう。そうすると自分自身でそれを治せたかもしれないのに、しなくてもいい手術をすることになります。
どうすれば自己治療能力が働くかというと、自分の体温をある温度範囲に入れることによって活発になるんです。食べすぎ、マイナス思考で体が冷えるのが現代の人間。ジャックまま先生のいうように自己マッサージなどによって、体をいかにあっためるかが一番肝心なんです。

 

結果を出すバストアップ

編集部:前川先生がおすすめのバストアップのためのライフスタイルはどんな感じですか。

前川先生:何度も言ってるけどやっぱり体温が一番だよね。体温がちゃんとしていることによって内臓とかが活性化するからバストも体にあったサイズになるはずなんです。身体のリンパを流したり、きちんとしたものを食べることによって内臓をちゃんと働かせて発達を促す。そうしたら適正なバストサイズになるはずなんです。

編集部:今までバストアップについての理論とかプログラムにまとものがなかったと思うんですが、そういう意味でもジャックままが始めた全身のケアによるバストアップするという考えは画期的ですよね。

前川先生:バストアップというのはおもしろいと思いますよ。

ジャックまま:本当におもしろいです。努力した子は本当に結果が出ているんでますます応援したくなります。

編集部:聞いてて思うんですけど、前川先生の考えもジャックままの考えも、バストアップだけじゃないんですよね。精神的なこととか姿勢とか、ライフスタイル全般に関して目覚めて欲しいという意思が感じられます。

ジャックまま:すべてにおいてですね。

前川先生:いつも言っているんだけど私の目標は「死ぬまで元気」。この身体は入れ物だから、死ぬまで働かさなきゃならない。それにはちゃんと手入れが必要なんですよ。でもみんなその手入れを怠ってる。手入れというのはこれという決まったものはないけれど、そのときそのときその人に合ったものを選べばいいんです。

ジャックまま:私もいつも「大切なのは自分と自分の守るべきもの」と言います。守るべきものっていうのは自分の分身でもある子どもを指してることが多いかな。自分の大切なものを守るためにも、自分が一番大切だから自分をあとまわしにしちゃだめだよって言うんです。

 

※経絡(けいらく)とは・・・
経絡(けいらく)の経は経脈を、絡は絡脈を表わし、古代中国の医学において、人体の中の気血榮衛(気や血などといった生きるために必要なもの、現代で言う代謝物質)の通り道として考え出された。